舘山寺さんぽ Vol.1
まずは、うなぎと絶景でしょ!
はじめまして。「ゆうと」と「かな」です。舘山寺門前通り公式サイトの管理人をしております。
舘山寺門前通りの魅力を多くの人に知っていただくため、舘山寺への移住者でもある私たちが、実際にさんぽしながら舘山寺の魅力を伝えていきたいと思っています。私たちや舘山寺さんぽについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
本日のさんぽコース
舘山寺さんぽ記念すべき第1回目のさんぽコースは、下記の通りです。
①うなぎ専門の店 志ぶき
②舘山遊歩道
③KUSHITANI CAFE KANZANJI
うなぎ専門の店 志ぶき
4月になって、さんぽするには気持ちのいい季節になってきました。今日もいい天気でお散歩日和です。まずは腹ごしらえ。やはり、浜名湖といえば、うなぎでしょう。
数年前にリニューアルされたとの事で、お店は外観も内装もきれいです。駐車場には2代目うなぎ地蔵がお出迎えしてくれます。お参りすれば、運勢が「うなぎのぼり」になるかも!?
掘りごたつのお座敷からはつつじが見えて景色もいいです。
まずは、「肝焼き(1,200円)」でビールを一杯。運転があるのでノンアルコールですが…。
ドリンクを頼むと「うなぎボーン」という骨せんべいがついてくるそうです。
ほろ苦い肝とたれがぴったり。ここにビールを流し込むと…最高です。志ぶきさんオリジナル商品のうなぎボーンもパリパリ触感ですごく食べやすいです。お土産用に店頭でも販売していました。
のども潤ったところで、私は「おひつまぶし(4,980円)」を、かなは「二色小丼(3,400円)」を注文します。いやー楽しみです。
志ぶきさんは、創業70年を超える老舗で、店主の山崎さんは東京の赤坂で修業をした後、跡を継がれてもう30年になるそうです。
志ぶきさんのうなぎの特徴は何といっても、外はカリっと中はふんわり。浜名湖を中心とした国産うなぎを使用し、関東風でありながら蒸しすぎないので、外はカリッとしていながら中はふんわりしているそうです。
そんなこんなしてるうちに料理がきました!1週間くらい前からこの瞬間を待ちわびておりました。感動の対面です。
【女性に大人気!二色小丼】
「白焼きってどんな味なんだろう?」って気になっている私のような方いませんか?興味はあるけど、せっかくうなぎ屋さんに来たんだから、うな重やうな丼を食べようかなってなりますよね。そんなこんなでまだ白焼きを食べたことがない…。そんなあなたに二色小丼がおすすめです。女性はもちろんですが、男性にもおすすめです。小丼とはいえ2つある分、決して量が少ないという訳ではなく、普通の1人前のうな丼くらいの量はあるので、男性でも満足できます。
まずは、オーソドックスなうな丼から。食べてみると、なるほど、外はカリッと中はふんわりとはこういうことか。とっても美味しいです!創業以来継ぎ足しで作られたタレも、甘さ控えめで飽きのこない味です。卓上のミルで生山椒をかけると香りがまた良いです!
いよいよ白焼きの小丼をいただきます。まずは岩塩で…ふわふわ~。これは美味しい!うなぎの味をより感じられます。そして、だし醤油とワサビで食べるとご飯との相性が格段にアップします。ご飯とうなぎに挟まれたとろろ昆布が嬉しいです。…名残惜しいですが、かなに返します。ひと口ちょうだいにしては食べすぎました。
【うなぎと梅干!?おひつまぶし】
まず、存在感が凄いんです。たれが染みたご飯にうなぎがどーんと鎮座しています。いろんな種類の薬味と出汁も並んで、ひつまぶしってワクワクしますね。小さいしゃもじで茶碗によそいながら今後の作戦を立てます。
まずは、そのままいただきます。いうまでもありませんが美味しいです。皮目がパリッとしていながら口の中ではとろけます。つい、かきこんでしまいます。
2杯目はアサツキとワサビを添えていただきます。薬味の爽やかな風味が気持ちいいです。
3杯目は梅と青じそと胡麻でいただきます。これは珍しい組み合わせですね。店主の山崎さんに聞いてみると、志ぶきさんのまかないメニューだったそうです。まかないからメニュー入りした=絶対美味しい。
それでは、実食。梅とうなぎ…あいます!うなぎの脂とタレの味を梅がさっぱりとしてくれるので、どんどん食べられます。うなぎと梅干は食べ合わせが悪いと言われることもありますが、栄養学、医学的にはむしろ理想的な組み合わせのようです。志ぶきさんで是非お試しください!ちなみに、かなはこの組み合わせが一番好きだったようです。
4杯目は、アサツキと胡麻とわさびに昆布だしをかけて出汁茶漬けでいただきます。さらさらーっと食べられます!出汁にタレが溶け出して美味しいです。
いや~美味しかった。お腹いっぱい。2人でシェアしながら食べたので、いろんな味が楽しめて大満足です!志ぶきさん。ごちそうさまでした。
土日はかなり混み合う志ぶきさんですが、なんとネットから事前受付が出来ます。出発前にネット受付を済ませてから行くのがおすすめです。詳細は志ぶきさんのホームページから!
舘山遊歩道
志ぶきさんでお昼ご飯を食べてお腹もふくれたので、食後の運動に「舘山(たてやま)遊歩道」へ向かいます。
日頃、在宅ワークで運動不足なので、少し不安ですが…。
舘山遊歩道は舘山寺さんの奥に入口があります。
まずはお参り。「今日も素敵なご縁に恵まれますように。」
舘山寺は「縁結びの仏様」として有名で、縁結びのお地蔵さんにはたくさんの絵馬が奉納されています。奉納されている絵馬ってなぜか読んでしまいますよね。自分ではなく、「推し」の活躍を祈ることができるなんてきっと優しい方なんだろうな。
遊歩道は整備されていて歩きやすいです。(スニーカーは必須です。)少し上りますが、うなぎを食べて精がついたのか全然平気です!
分岐点には必ず看板が置かれているので迷うことなく歩けました。
【穴大師】
まずは、穴大師に到着です。横穴式古墳の中に入るとろうそくの明かりがゆらゆらと…。なんだか神秘的です。眼病にご利益があるそうです。
夫婦そろって目が悪いので、視力がこれ以上悪くならないよう祈願します。
【舘山寺聖観世音菩薩】
穴大師から緩やかに登っていくと、少し平らな道に出ました。道の脇にはお花が咲いていて、見上げると春の木漏れ日がきれいです。秋は紅葉も良さそうです。
どーん!でか!大きな観音様が現れました。
こちらの観音様は「舘山寺聖観世音菩薩」といって昭和12年に浜名湖の象徴として建立されました。高さはなんと16mもあるそうです。大きいですが、お顔はとっても優しそう。舘山寺にお越しの際は、会いに行ってみてください!
【鶏冠(とさか)岩】
観音様にお参りしてから、少し歩くと絶景ポイントが続きます。所々、足場が少しだけ悪いところもあるので滑らないように気を付けて歩きます。
水面近くまで降りるとまた綺麗です。眺めが抜群にいいです。これは確かに鶏冠です。色も割れ方も鶏冠感あります!
【チャート海岸での、みやこさん母娘との出会い】
鶏冠岩から周遊道に戻ると整備された歩きやすい道が続きます。山の中は涼しくて気持ちいです。
周遊道から階段を下りると赤いチャートの海岸が続きます。遊歩道の中でも少し雰囲気が違って良い感じです。奥には遊覧船が見えます。気持ちよさそう~。
チャート海岸の写真を撮っていると高齢の方が休憩されていました。ここまで歩いてきたなんて凄い!アラサー(と30歳)の私たちはもう息が上がってるのに。
これも何かのご縁ですので、お声をかけさせていただいたところ、快くお話を聞かせてくださいました。
何とお母様は御年83歳!びっくりです。いま話題の徳川家康公のファンとの事で、東京から旅行に来られました。門前通りの山水館欣龍さんに2泊されて今日が3日目。欣龍さんのお料理は2泊とも違う内容で美味しく楽しめたそうです。
前日までに行かれたフラワーパークと浜松城も凄く良かったそうですよ。舘山遊歩道の感想は「思っていたより山道だったけど、景色がとっても良かった。こちら側は水も綺麗でびっくりした」との事です。遊歩道は残り半分くらいでしょうか。気を付けながら、美しい景色を楽しんでいってくださいね♪
【富士見岩・展望台】
みやこさん母娘と別れ、遊歩道を進んで西行岩に向かいます。巨大な岩が。でかい!岩を上ると見晴らしがよくて、これまたいい景色です。ロープウェイや遊園地パルパルが見えます。
今回の遊歩道、最後のスポット富士見岩と展望台に向かいます。西行岩から富士見岩に向かう上り坂が中々…。完全に運動不足です。はぁはぁ。はぁはぁ。
ついた~。晴れた日は富士山が見えることもあるそうです。今日は黄砂が多い日だったので、残念ながら富士山は見えませんが、それでもとってもいい景色です。
富士見岩から展望台はすぐ近くです。富士見岩は少し歩きにくい箇所もあるので、難しい方は展望台だけ行ってもいいかもしれません。こちらも絶景ですよ!
展望台から舘山寺に下りてきたらゴールです。写真を撮ったり、途中お話しを聞いたりしながら歩いて、1時間半くらい掛かりました。道は基本的に整備されていて歩きやすく、絶景ポイントが多いのは魅力的です。休憩できるベンチも多いです。
また、色んな道があるので時間や体力に合わせてコースを決められるのもいいですね。道中トイレが無いので事前に行っておくことと、自販機等もないので飲み物は持って行った方が良いです。食後の散策に是非、舘山遊歩道まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。絶景写真が取れたらこちらまで送っていただけると嬉しいです。→ギャラリー
さて、のども渇いたし少し休憩してまったりしたいところ。KUSHITANI CAFEさんに向かいます。
KUSHITANI CAFE KANZANJI
舘山寺から門前通りに下りて100mほど歩くと、青いきれいな幕を張ったおしゃれな建物が見えてきます。隣には二輪車用の駐輪場があり、バイクが数台停まっています。
内装もおしゃれで、どこで写真撮っても映えそうです。店内中央では様々なアイテムを販売されています。何を隠そうKUSHITANI CAFEを運営する株式会社クシタニさんはバイク用の革製品で有名な会社さんなんです。そのクシタニさんが、バイク乗りの方がほっとくつろげる空間をつくりたいという思いでオープンしたのがKUSHITANI CAFEなんだそうです。もちろんバイクに乗らない人もくつろげる空間ですよ!
私は「アイスコーヒー(430円)」を、かなは「クラッシュアイスモカ(780円)」を注文して2階に上がります。2階も見晴らしがよくていい雰囲気です。心地よい風が入ってきて気持ちいいです。バイクのレースで使用されたであろうツナギが飾ってあります。かっこいい!天井を見上げると梁が見えていて、これまたかっこいい!
早速、コーヒーをいただきます。苦味が少なめで、バランスが良くて美味しいです!KUSHITANI CAFEのコーヒーは、静岡の焙煎職人さんが世界中から直接買い付けたコーヒー豆を使用しているそうです。
クラッシュアイスモカは、クリームがモリモリでボリューム満点です!お腹いっぱいうなぎを食べたのに…甘いものは別腹というやつですね。美味しいです!甘いものは旅の疲れを優しく癒してくれますね。
ホットドッグや舘山寺店限定の三ケ日みかんクラッシュアイスも気になりますが、今回はさすがに断念。次の機会に取っておきます。メニュー等は、KUSHITANI CAFEさんのホームページからも確認できますよ♪
【KUSHITANI CAFE常連の斉藤さん】
ドリンクを飲みながらまったりしていると2階席にバイク乗りらしき人が。手には、私たちと同じクラッシュアイスモカ!これもご縁ですのでお声をかけさせていただいたところ、快くお話してくださいました。相席成立!
斉藤さんは舘山寺に近い西区雄踏で元気回復堂´という整体院を経営されているそうです。治療の合間に時間が出来ると愛車のヤマハYZF-R7(限定カラーだそうです!)に乗ってKUSHITANI CAFEさんを訪れ、ほっと一息されるんだとか。バイク乗り向けのカフェは浜松にも何店舗かあるが、KUSHITANI CAFEさんが一番くつろげるそうです。定番は今日と同じクラッシュアイスモカ!
お話の後、外に出て愛車を見せていただきました。かっこいい!ありがたいことに、かなも跨らせていただきました。かなもバイク乗り(原付)の1人ですが大興奮!…足がついてない。
KUSHITANI CAFEさんをバックに写真を撮らせていただきました。画になる~!舘山寺は志ぶき橋などフォトスポットが充実しているのでバイク乗りの方にもおすすめです。写真を撮る際は、歩行者や車に十分注意してくださいね。
今日のおさんぽはここまでです。おいしいものを食べて、きれいな景色を見て、良い人たちと出会い、とっても良い旅になりました。来月はどこに行こうかな。
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